マクロパッド(hifumi)のBluetooth化をした
2025/03/14次の会社が週2出社ということで、会社に置いておくキーボードを新たに準備したことで、自作キーボード熱が再燃し、友人から譲り受けたマクロパッド(hifumi0をBluetooth対応したので作業のログを残します。
すでに色々な物が用意されていて、わかればすぐにやりたいことができたので、各種ツールやキーボードの作者様には大変感謝しております。
初期状態
- BLE Micro Pro(BMP) 所持
- もともと使用していたjisplit89のFirmware書き込み済み
- BLE Micro Pro用電池基盤 所持
- Hifumi所持
目的と動機
- もともと、テンキーを兼ねたマクロパッドを自作して使いたい気持ちがずっとある
- ただ、現状のメイン機であるMacMiniではUSBポートが足りず、マクロパッドのような「たまに使うもの」はBluetoothで済ませたい
- ただ、BMP+電池基盤の使い方がよくわかっていない(jisplit89では、BMPの使用も視野に入れた設計になっていたため)ので、まずは練習しておきたい
- ポート足りない問題で活用できていないHifumiがあったため、融合させてBluetoothのHifumiを作ることにした
実施した手順
正直あまり詳しくないので勢いのまま対応したのだが、以下の手順で実施したらうまくいった。
- bmp-vial-config-generatorを使ってconfig.binファイルを作成
- BLE Micro Pro Web Configuratorを使ってブートローダ・アプリケーション・config.binの書き込み
- はんだづけ
- Vialでキーマップの配置を組む
1. bmp-vial-config-generatorを使ってconfig.binファイルを作成
そもそもVialとはキーボードのキーマップなどを設定するツールで、他にRemapやVIAなどがあるが、RemapやVIA経由ではうまくファームウェアが書き込めずだったこともあり、Vialでキーマップを設定できるよう、上記のツールでHifumi用のファームウェアを準備しました。
Hifumi用のconfig.jsonはリストの中にあるので、そこから選びGenerateすればOKそう。
もし自作の基盤だったらconfig.jsonを自前で書けば作れてしまうのだろうか、と思った次第でした。 (でもPro MicroだとやっぱりQMKでなんか作ったりとかしなければならなさそう?とおも思っています0
2. BLE Micro Pro Web Configuratorを使ってブートローダ・アプリケーション・config.binの書き込み
これはBMPをUSB接続して各種作業をやっていくのですが、以下の通り選択して書き込みを行いました。
- Update Bootloader: ble_micro_pro_bootloader_1_3_2
- Update Application: ble_micro_pro_vial_1_3_6
- Edit Config: update your ownを選択、Is Leftのチェックを外す
- Write Default Keymap: update your ownを選択
最初はBMPのリセットなどもしながらやってましたが、ここら辺はきっちり上書きしてくれるみたいで、特に気にしなくても良さそうでした。
3. はんだづけ
BMPと電池基盤のハンダ付けを実施しました。が、なぜか入っていたスイッチが別の物だったようで、このマイクロスイッチを購入して代替しました。
付け方自体はググれば出てくるので、それらを参考にしてつけていきました。
4. Vialでキーマップの配置を組む
これは普通にキーの配置を決めるだけで特に気にする部分はありません。 どうつかうかはまだ決めきれないので、とりあえずマウスとして動くようなキー配置にして遊んでいます。
所感
いずれちゃんと勉強しなければならない様な気はしますが、BMPで自分のキーボードを作る時のイメージは湧きました。
あと、電池基盤を素直につけた時の高さも・・・。
とりあえず感覚は掴めたので、マクロパッドの使い勝手も含めて検証していければと思いました。