自作キーボードを基盤から作る①
2023/10/09前から愛用していたキーボードが壊れてしまい、いい機会だったので自作キーボードキットをいくつか買ったり譲り受けたりして、現状はそこそこいい感じの環境にはなったのだけれども…
キットだとどのスイッチにするか、どのキャップにするかなどの楽しさはあるものの、ちょっと自由度の高いプラモデル(ミニ四駆のような)を組んでいるように感じてしまい、ちょっと不完全燃焼感がある。
キットを設計、販売している方や実際に購入して作った方が失敗しないように積極的に情報公開しているからこそで、その点は感謝しかないのだけれども、もうちょっと深く入りたくなってしまったのでやってみることにした。
とりあえず自作キーボード設計ガイドを買って、読みながらやってみている。
作りたいもの
- 最低限のキーのみで構成されたテンキー
- テンキーレスのキーボードにしてみたものの、以前はフルサイズのキーボードを使っており、数値入力にストレスを抱えてしまうため。
- 数字が10キー分 + レイヤー切り替え兼ドットが打てる1キーの合計11キーで作ってみる
- BlueTooth接続
ロータリーエンコーダなどもかっこいいなぁと思う反面、用途が特にないのでいったんはなし。
あと、ゲーム用の左手デバイスみたいなものも後々作りたいとは思っているものの、いったんテンキーを先に作ることにした。
やったこと
KiCadのインストール
特に難しいことはなく完了。
回路図の作成
自作キーボード設計ガイドを読みながら進めたら形になった。
著者の方の回路図・基盤データが公開されているので、「分割じゃなくて小さめのキーボード作るときはどうしたらいいのか」などは公開情報から読み取れるので、かなりやりやすい。
基盤の作成
まだ途中だが、スクリーンショットのようなくらいにはなった。 だいたいの形ができてきたので、ここから配線する感じになりそう。 KiCadに3Dビューアー機能があるので、ものづくりをしている実感があって楽しい。
この後配線しなければならないのと、テンキーをBlueTooth化するにあたりどのあたりにボタン電池のユニットおいたらいいんだ?みたいな疑問も生まれている状況。
現状での感想
- 自作キーボード設計ガイドは、読むというより手を動かしながら見る感じ。素人でも進められるので楽しい。
- 何回かキットを組んだゆえにパーツの配置など多少想像できるが、1回は組まないと厳しそう
うまくいくといいなぁ~