ボードゲーム用のテーブルを作る①
2023/11/08家に人を招くことも増えてきており、忘年会シーズンが来ることを踏まえて、来客時用のテーブルが追加で必要になった。
我が家では大体飲み会が開かれるか、ボードゲームをやるか、またはその両方というパターンが多い。 また、普段の生活ではあまり床に座って~といったことがないような家具配置になっているのだけれども、大人数来た時はそれだとくつろぎづらい部分もある。
そのため、
- 高さ可変
- ボドゲがプレイしやすい
- 普段は片づけておける
上記要件をテーブルを探してみたものの、いまいちしっくりこないので、自作することとした。
作りたいもの
- 高さが可変
- うちにある来客用丸椅子とある程度高さが合う(600~700mmくらい)
- 床に座った時にある程度高さが合う(300~350mmくらい)
- ボドゲがプレイしやすい
- ボドゲをプレイするときは大体、カジュアルなやつ:4~8人、重めのやつ:4~6人くらいになる
- 普段は片づけておける
- 折り畳み式か足の着け外しができる
調査
脚の選定
天板はあとでどうにでもなるのでいいとして、今回は脚がかなり重要となる。 いくつか選択肢を検討したりしなかったり。
市販のアイアンレッグ
高さ可変のものを作らないのであればコストはかかるものの一番お手軽ではある。
一方で、300mm~600mmくらいの範囲での可変する脚は見つけられず、要件を満たさないため不採用。
イレクターパイプ
低コストで手に入れやすく、加工もそれほど難しくない。そのため、好みの高さの脚をそろえておけば問題ない。
一方で、受けがプラ製であり、抜き差しのたびに劣化していくことを考えると、長期利用に向かないため不採用。
木材
加工のしやすさは随一だが、折り畳みないしは付け替え機能を組み込むとなると剛性に不安が出る(何らかの補強を入れる必要がある)ため不採用。
配管パイプ
本来配管のために利用するためのパイプだが、いわゆる男前DIYなどでよく使われるあれ。
加工が困難な反面、今回はちょうどよいサイズがあったため採用。
買ったものは 300mmのパイプ と つなぎのパーツ と エンドキャップ と フランジ。
ネジ式のものを選ぶことで、300mmのパイプを繋げば300mmちょっとのテーブル、つなぎのパーツを組み合わせて300mm × 2の高さにすれば600mmちょっとのテーブルにできる。
天板
手持ちのボードゲームは基本的にカジュアルなものが多く、現状持っている重めのものについては、ドミニオン・カタン・モノポリー・CLUEDOの4つ。
うちCLUEDOは未使用品が500円でリサイクルショップに売っていたので買っただけでまだ未プレイ、ドミニオンは4人までが基本なのであまり気にしなくて良い、モノポリーはカタンより場所を取らないのでカタンベースで天板を組むこととする。
6人拡張の場合長い部分が大体600mm程度なので、手元に多少のコンポーネントなどを置くことから天板は800mm程度とすることとした(部屋のスペース的にもこのくらいが限界)。
こんな感じ。

ちなみに天板は費用の都合上パイン集成材。
塗装
これもいくつか選択肢がある。
ペンキ
まああまり使い勝手はよくない。紙は貼りつくし…不採用
ブライワックス
結構いい色がでるものの、乾燥後も塗料が一定ついたりする。
ニスが必須になるが、ニスがまた紙張り付いたりの原因になりそうなのでこちらも不採用。
ワトコオイル
いい色が出て、多少水にも強くなる。
ブライワックスほど塗料がつくこともないので、こちらでいったん採用。
ボドゲするときは後々フェルトなどをつけられるようにしたいとは思いつつ、いったんは塗装のみとする予定。
このあと
天板が六角形なのが結構厄介で、大体のカットサービスは斜めに切ってくれなかったりする。 そのため、工作室つきのホームセンターに行って天板加工して、うちで組立予定。