Macbook 机の天板用マウントを作った
2023/09/24もともと仕事用のMacbookは机の上に置いていたのだが、どうしてもコードが机の上でとっ散らかってしまうことや、机自体のスペースを奪ってしまうため、机の裏に設置することにした。
最初は、Thingverseで見つけたコの字型のマウントを3Dプリンタで出力し使っていたが、出し入れを繰り返していた際に折ってしまったので、元のモデルを参考にしつつ自身で作成することにした。
作りたかったもの
- Macbook Pro 14インチを支えられる
- PLAフィラメントで出力し、実用に耐える強度が確保できる
- マウントに嵌め込んだ状態でケーブルの抜き差しができる
- Ender3 Proで出力できるサイズ
作成の流れ
Fusion 360での3Dモデル作成
もともとSketchUpは使ったことがあったが、Fusion 360はほぼ初めてだったので、最初の30分ほどは操作がおぼつかなかったが、慣れれば特に難しいこともなかった。
基本的にスケッチ→押し出しを繰り返して、最後フィレットをつけるだけで完成。
この際に、以下の加工も実施。
①コードを通すための開口部の作成
②ネジを通すための穴の作成
③強度を担保するため奧側となる部分は厚めに塞ぐ
3Dプリンタでの印刷
Fusion 360は、モデルさえ作ってしまえばstlファイルに簡単に出力できるため、出力ファイルをCuraで開いて印刷。
9時間くらいかかりはしたが、特に問題なく印刷はできた。
積層痕消し
積層痕消しは色々試したが、個人的にはモデリングペーストで埋めるのが割と綺麗に消せてよかったと思う。
モデリングペーストを薄く塗りこんで、120番〜1500番くらいの紙やすりでひたすら削っていくことで、結構綺麗に消せた。
他には、ターナーのアイアンペイントあたりは強制的に積層痕が消せるので、手間をかけたくなかったらこれもあり。
塗ったら机の裏にビスでつけて完成。
所感
- Fusion 360は使いやすい。特にフィレットとネジ穴あけ、オブジェクトを重ねて重なった部分を切り取るなどはかなりやりやすい。無償だと10ファイルまでしか編集可能な状態で持てないのがちょっと残念。
- 思ったより問題なく印刷はできて、今のところは満足。
- 積層痕消しは結構面倒。クイックにやりたいなら下地を無視して新たな質感を付与するタイプの塗料が一番よさそう。