タコスにはまったので、タコスについてのアウトプット
2024/03/18タコスにはまった。
元々はタコベルのあれ、くらいの認識だったのだけれども、どうやらあれは「TEXMEX」というアメリカ由来のタコスの一種だったようで、別途メキシコ由来のタコスを食べる機会が何度かあり、そのうち自分でも作ってみたくなったのが発端だった。
自作しながら色々と知ることも多かったので、タコスに関してまとめていく。
トルティーヤ
トルティーヤに関しては、小麦粉ベースで作る「フラワートルティーヤ」と、とうもろこしを石灰で処理したマサ粉で作った「コーントルティーヤ」の2種類がある。
その中でも、メキシコのタコスに関してはコーントルティーヤを使うことが多いらしい(一部フラワートルティーヤメインの地域もあるらしい)
トルティーヤを自作すること自体はそれほど難しくなく、以下の手順で作れる。
- 小麦粉もしくはマサ粉と塩と水を混ぜて捏ねる。
- 小麦粉の場合は小麦粉:水=2:1くらい、マサ粉の場合はマサ粉:水=2:3くらい。塩は少々でOK。
- 小麦粉の場合はちょっと寝かせた方が良い。
- 捏ねた記事を20g程度に分ける。
- 1〜2mmくらいまで潰してフライパンで焼く。
- 潰すのは専用の道具(トルティーヤプレス)があると便利。
- 薄いので、フライパンで焼くのは1分以内くらいでOK。
また、マサ粉には白・黄・青の3種類あり、それぞれによってちょっと味が異なる。 具体的に説明できるほど感じ取れてはいないのだけれども、今のところ白が好き(比較的甘い気がする)。
なお、マサ粉は輸入食品店やカルディなどで手に入るらしいが、近くには(カルディ含め)置いてなかったので、通販で済ませている。
サルサ
色々種類はあるんだろうけど、主なものは「サルサ・ロハ」と「サルサ・ヴェルデ」で、サルサ・ロハはトマトベースのソース、サルサ・ロハはトマティーヨという植物ベースのソースの二種類。
作り方としてはトマトorトマティーヨ、とうがらし、玉ねぎ、パクチーなどをミキサーにかけるだけではあるのだけれども、保存に難があることと、トマティーヨの入手が難しいという二点から、市販品で済ませるのが良いという結論になった。
カゴメやOLD EL PASOなど、サルサソースを出しているメーカーはいくつかあるが、個人的にいちばん気に入っているのはMEXI CHOICEのサルサ・ヴェルデ。
具材
タコスと聞くと、ひき肉を炒めたものを挟むイメージが非常に強いが、それだけではなく、様々なものを乗せて食べており、その中でも王道の具材というのはいくつかあるみたい。
カルニータス
豚肉を使う、タコスにおける王道の具材の一つ。
作り方は2種類あるようで、一つは豚肉をオレンジなどで煮込んでほぐしたもの、もう一つはラードで揚げ焼きにしてほぐしたもののどちらもカルニータスと呼ぶらしい。
どちらも試してみたのだけれども、ラードで揚げたものは揚げ方が悪かったのかなんなのか、あまりおいしくは仕上がらずで、どちらかというと煮込みで作ったもののほうが好み。
煮込む時はオレンジジュース、ビール、クミン、オレガノ、塩あたりを入れて煮込んでいる。 物足りない時はほりにしを混ぜることも。。。
カルネアサーダ
こちらは牛肉のステーキをサイコロ状に切ったもので、かなり作りやすい。
オレンジジュース、クミン、オレガノ、塩で半日ぐらい牛肉をつけておいて、焼くことが多い。
美味しいものの、ステーキである関係上、一旦冷蔵すると美味しさが半減してしまう感じはあるので、できれば出来立てを食べたい感じはある。
その他
タコスは割となんでもありで、何を挟んでも大体美味しいが、試した中では以下のようなものがおいしかった。
- エビとニンニクの芽の中華風炒め
- スクランブルエッグ&ベーコン
- ジャークチキン
- スモークサーモン+醤油
また、Los Tacos Azulesというお店に行った時は、しらすのオムレツや、鶏肉とモレベルデ、チョリソといったものもあり、どれもおいしかったのとともに、タコスの懐の広さに驚いた。
ちなみに、チョリソはウィンナーみたいな形で出てくるわけではなく、皮を剥いてひき肉のような状態で出てきたのだけれども、メキシコではそういった食べ方が一般的らしい。
あとは白身魚のフライなどもメジャーな具材らしいというのと、野菜メインのものもあったりするらしい。
今後はチョリソ、ツナ、白身魚のフライなども試してみたい。 あと食用サボテンも試してみたい。
トッピング
主に玉ねぎを刻んだものやパクチーなどを乗せることが多い。
他の料理だと癖が強いパクチーでも、タコスであればかなり味が馴染み、おいしく食べられる。というか、もはや必須なのでは?というレベルで相性が良い。
個人的には、アーリーレッドをかんたん酢でつけたピクルスもどきや、たまねぎとトマトを角切りにしたものをかんたん酢でつけたものを乗せることが多い。
ライムをひとかけするのも美味しい。
所感
ホームパーティ用のご飯としても、普段の朝食・昼食・夕食のご飯としてもかなり食べやすく、大体何挟んでも美味しいので、やり込みがいもある。
トルティーヤ自体も焼き直し前提であれば多少の冷蔵保存は効くので、まとめて作ってしまうことも可能で、取り回しはしやすい。
ただ、どうしてもカルネアサーダなど一部の具材においては、作りたての方が間違いなく美味しいものもあるので、普段使いするのであれば煮込み系の具材を中心にしてまわしていく方が良さそう。